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労災保険 誰が払うの?

2025.06.14

こんにちは。中部事務所の平良です(^^♪




ネットで 【 労災 】 と検索したらこんなワードが出てきました。


労災保険は原則、全額事業主負担です。国が管理する労働者災害保険に会社が加入する保険です。
労働者が個人的に加入する保険ではありません。


労働者の中には、アルバイトやパートだから労災保険が使えないと思われている方もまだいらっしゃるようですが、正社員はもちろんのこと、契約社員・派遣社員・アルバイトでもパートでも万が一の怪我や事故の場合、労災保険を問題なく使うことができます。


また、もし会社で「うちは労災使えないから」とか「労災加入してないから」と言われてもそれは違法状態です。安全配慮意識が足りていないため、避けるべき会社だともいえます。


労働者が業務中、事故に遭った場合、実は、会社が労災に未加入であっても労働者は労災の給付を受けられます。会社は従業員を雇用した時点で、労災保険の強制適用事業所になるので、保険料が未納であっても、労働者は保護され、労災申請ができるというわけです。


労災保険未加入でも労災申請ができるのであれば、加入しなくてよいと思われるかもしれませんが、会社は未加入状態で労災事故が起きれば、当然のことながら未払いの保険料が遡って徴収されます。


さらに労働者を雇用してから1年以上経過している場合や、労働局より加入勧奨・指導を受けていた場合は事業主の重大な過失と判断し、労災保険給付の40%を費用徴収することとなります。これは会社の経営存続にもかかわる事態になりかねません。


労災保険の加入・保険料納付状況について理解し確認するようにしましょう。


こちらで検索も可能です

厚生労働省ホームページ労災保険適用事業場検索システム




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