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10月1日からスタート【マイナ救急ってご存じですか?】

2025.09.26

皆さんこんにちは。
社労士法人ブライトンの宮城です。

今日は、2025年10月1日開始】もしもの時、あなたと家族を守る『マイナ救急』とは?知っておきたい3つのポイントについて、お伝えします。

 

「急に意識が遠のいて、救急車を呼んだけど、自分の持病や飲んでいる薬をうまく伝えられない…」 「家族が倒れた!かかりつけの病院はどこ?いつも何の薬を飲んでいたっけ…?」

救急という一刻を争う事態では、誰でもパニックになりがちです。そんな「もしも」の時に、私たち自身や大切な家族の命を守るための新しい仕組み、『マイナ救急』が2025年10月1日から全国で一斉にスタートします。

今回は、この『マイナ救急』について、知っておくべき2つのポイントをお伝えします。

 


 

ポイント1:「マイナ救急」とは?救急隊の“新しい目”です

『マイナ救急』とは、救急隊員が傷病者のマイナンバーカード(マイナ保険証)を専用の端末で読み取り、過去の受診歴、処方された薬、特定健診の結果といった医療情報をその場で確認できる仕組みです。

言わば、救急隊員が、話せないあなたに代わって「お薬手帳」や「診察履歴」を瞬時に把握するための“新しい目”となる制度です。これにより、救急業務全体の迅速化と円滑化が期待されています。

 


 

ポイント2:何が助かるの?具体的なメリット

 

では、マイナ救急が導入されると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

  • 本人・家族の負担が激減する
    • 意識が朦朧として話せない、症状が苦しくて説明できない時でも、救急隊が正確な医療情報を把握できます。
    • 家族が付き添う場合も、本人の詳しい病歴や服用薬を知らなくても情報が伝わるため、心理的な負担が軽くなります。
  • より早く、適切な処置につながる
    • 正確な情報(持病、アレルギー、服用薬など)に基づいて、より適切な応急処置が可能になります。
    • 例えば「糖尿病」の持病が分かればブドウ糖を投与する、「慢性腎不全」の既往歴が分かれば透析可能な病院を探すなど、搬送先の選定がスムーズになります。
  • 病院側の受け入れ準備がスムーズになる
    • 救急隊から搬送先の病院へ事前に正確な医療情報が伝わることで、病院側は手術や治療の準備を早くから始めることができます。

 


 

【結論】私たちが今からできる備え

この『マイナ救急』の恩恵を最大限に受けるために、私たちができることは非常にシンプルです。

  1. マイナンバーカードの保険証利用登録を済ませておく。
  2. もしもの時に備え、マイナンバーカードを普段から携帯する習慣をつける。

救急車を呼ぶ事態は、いつ誰に起こるか分かりません。自分自身と大切な人を守るためのお守りとして、この新しい制度を理解し、準備しておくことが重要です。

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