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素朴ではないギモン キャッシュレス決済でのポイント還元制度って何?

2019.09.14

その他日常

 沖縄県那覇市と沖縄市にある社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。 労務管理、社会保険や労働保険の手続き・法改正情報、そして日々の出来事を毎日楽しくお届けします!! ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 

 いつもお世話になっております。なか事務所 福働会勤務 時々パソコン関連担当 桃原です。

  

  

 気候につきまして、わずかではありますが、明け方が涼しくなりつつなっているような気がする今日この頃です。

 

 秋を感じるであろう、10月1日より消費税が10パーセントへ変わり、同時に本題である『キャッシュレス決済でのポイント還元制度』が開始されます。

 

 本制度につきましては、政府広報ホームページ他、google等の検索で詳しく解説されているサイトがありますので、ご参考頂ければと思います。

 

 

 ただ、このポイント還元制度につきまして、何とも内容が非常にややこしく、各サイトの解説を一通り確認しても未だに不明な点が多々あります。

 

 なので、今回は消費者側の立場で、皆様が気になるであろう部分を抜粋して解説したいと思います。

 

前提として、キャッシュレス決済とは…

 

 〇 クレジットカード決済

 〇 デビットカード決済

 〇 ブランドプリペイドカード決済

 〇 電子マネー(楽天Edy、WAON他)

 〇 QRコード決済(paypay、Linepay他)

 

に挙げられる決済方法です。基本的に、企業・団体で運営・運用している決済サービスで、利用に応じてポイント付与されるものが対象、と判断して差し支えないと思われます。

 

なので、現金払いや、ATMや銀行窓口からの振込支払いは対象外となります。

  

 

 近年の沖縄県内に於いては、コンビニエンスストア、ドラッグストア、他飲食店等がQRコード決済対応、スーパーでは、かねひでが2019年9月よりpaypayに対応するようになりました。

 

 

 皆様が気になる所は、ポイントの付与、そして還元方法だと思われます。

 

 まず、ポイントの付与についてですが、各サービスによって違いがあります。

 

 基本的には…

  

  ○ 100円毎、200円毎に1ポイント還元

  ○ 購入金額の0.5~3パーセント分ポイント還元

  

が多いですが、サービスによっては、月毎に還元率が変更される場合もあるので、時間がありましたら、お買い物をする前に確認する事をお勧めします。

  

 

  そして、ポイントの還元方法は、大きく分けて2パターンあります。

 

 パターン1 … 

 決済後、即時~約2、3ヵ月後に、ポイント(1ポイント=1円)、もしくはキャッシュバックという形で還元。

  

 パターン2 …

 決済時に、値引きという形で還元(値引き後の金額で決済)

 

 

 

 があり、今回のポイント還元制度の特徴として、

 

  

 ポイント還元制度の実施中は、ポイント還元率が大きい

 

 

 という点が挙げられます。

 

 つまり、2019.10/1より、2020.6/30(予定)までは、ポイント還元加盟店にてキャッシュレス決済で買い物をすると、ポイントが通常より多くもらえる、という事です。

  

 肝心の還元率ですが、これは店舗により違いがあり、今後も変動がある可能性があるので明言は出来ませんが、

 

 中小企業、小規模事業者の店舗 … 5%還元

 コンビニエンスストア等のフランチャイズ店舗 … 2%還元

 

というのが、現時点の方針です。

 

 

 また、キャッシュレス決済は、いわゆる「Tカード」「Pontaカード」などの、店舗特有のポイント加算との併用が可能なものもあるので、日頃ポイントに興味のある方は意識して買い物をしている事でしょう。

 

 

 以下に、ポイント還元制度での注意点を挙げます。

 

 

 1.全てのキャッシュレス決済可能な店舗が対象となるわけではない。

 

 経済産業省ホームページより、現在の加盟店一覧が確認できます。

 

 リンク先にある、ホームページ内の加入店一覧をクリックするとpdfで表示されますが、

全国の対象店舗、及びオンラインショップリスト(A4サイズ 6,360ページ)が出ますので気を付けて下さい。

  

 現時点(2019.9/14)での加盟店一覧を見る限り、沖縄県内だけでも2,400件以上の店舗が挙げられています。

 

 今後の加盟店確認方法として、9月下旬より、ウェブ上やスマホアプリでの一覧店舗検索が出来る予定です。

 また、時期が近づくと店頭に加盟店である旨のポスター等が張り出されると思われますので、併せてご確認をお願いします。

 

 

2.『軽減税率制度』 とは違う。

 

 ・ 酒類・外食を除く飲料食品の購入

 ・ 週2回以上発行される新聞の購入

 

 に於いて、消費税が8パーセント据え置きとなる制度と混同しがちなので注意して下さい。

 

 「複合商業施設内フードコートでの飲食は外食にあたるかどうか」は、この軽減税率制度に関わる事なので、こちらの話題は別の機会にしたいと思います。

  

 

 

3.月毎に付与されるポイントに上限がある。

 

 ○ クレジットカード、デビットカード、ブランドプリペイドカード

   基本的に、15,000ポイント(円)まで

 

 ○ 電子マネー、QRコード決済

   サービスにより差異があり、一例として

     楽天Edy   月毎によるポイント付与上限無し。

     WAON    15,000ポイント(円) まで。

     paypay    25,000ポイント(円)まで。

 

 他の電子マネー、QRコード決済につきましては、各決済会社サイトをご参照下さい。

 

 

 他にも利用時の注意事項や比較等、お伝えしたい事は多々ありますが、今回はここまでにしたいと思います。

 

 

 最後は、お金に関する記事での締めの言葉はこれしか無い、という事で…

 

 

 ご利用は計画的に

 

 

 既にご存知の方、もしくはご存知ではない方も、最後までご覧頂きありがとうございます。

 皆さんにとって、素敵な一日になりますように!!

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