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年金手帳が廃止されます!

2021.06.03

沖縄県那覇市と沖縄市にある社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。

労務管理、社会保険や労働保険の手続き・法改正情報、そして日々の出来事を毎日楽しくお届けします!!

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なか事務所 広報担当 市丸浩美 です(^O^)


2022年4月以降、年金手帳が廃止されることになりました!!


年金手帳は1974年11月以降交付されてきました。20歳になると国民年金の被保険者となるので、20歳以上の人は下記のいずれかの年金手帳を持っているはずです。


年金手帳は、発行された年によって表紙の色が異なります。

例えば、1960年10月~1974年10月に国民年金の被保険者資格の取得手続をおこなった人には、茶色の手帳が発行されていました。
また、1974年11月から1996年12月までに被保険者資格の取得手続きをおこなった人には、オレンジ色の手帳が発行されていました。
そして、1997年1月以降は青色の手帳(写真右)が発行されています。


現在の発行者は、「日本年金機構」ですが、1997年1月から2009年12月までに発行されたものは、発行者が「社会保険庁」となっています。

年金手帳


長年にわたり交付されていた年金手帳には、主に下記2つの役割がありました。


①保険料納付の領収の証明
②基礎年金番号の本人通知


しかし、最近では個人番号(以下、マイナンバー)の導入等によって、上記のような役割を果たすものが手帳形式である必要がなくなったことが、年金手帳廃止となる背景と考えられます。
また、年金手帳発行に関する事務コストは、 年間2.7億円(2016年度実績)ともいわれており、この分のコスト削減効果も期待できるようです。




終活の勉強中!生き方だけでなく「死に方」も大事です(^^)v

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