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覚えておきたい!? ハインリッヒの法則

2023.10.03

沖縄県那覇市と沖縄市にある社会保険労務士法人なかのスタッフが綴るブログです。
労務管理、社会保険や労働保険の手続き・法改正情報、
そして日々の出来事を毎日楽しくお届けします!!
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こんにちは!中部事務所の呉屋です!
10月に入り、少しずつ過ごしやすい気温になってきましたね!

アウトドアやスポーツがしやすいようどんどん涼しくなっていきますように。。。

さて今回は、ハインリッヒの法則についてのご紹介します。

「 ハインリッヒの法則 」や「 ヒヤリ・ハット 」という言葉を聞いたことはありますか?

「ハインリッヒの法則 」とは、アメリカの損害保険会社の安全技師であったハインリッヒが発表した法則で、労働災害における経験則の一つです。

この法則は、「同じ人間が起こした330件の災害のうち、1件は重い災害があったとすると、29回の軽傷と傷害のない事故を300回起こしている。」というもので、「1:29:300の法則」とも言われております。
300回の無傷害事故の背後には、数千の不安全行動や不安全状態があることも指摘しています。

この300回の無傷害事故である「重大な災害や事故に直結する一歩手前の出来事」のことを、「ヒヤリ・ハット」と言います。
思いがけない出来事に「ヒヤリ」としたり、事故寸前のミスに「ハッ」としたりすることが名前の由来です。

また、ハインリッヒは、この比率について、鉄骨の組立と事務員では自ずから異なっているとも言っていますが、比率の数字そのものではなく、事故と災害の関係を示す法則としては、現在も十分に活用できる考え方です。

これらの研究成果で重要なことは、比率の数字ではなく、災害という事象の背景には、危険有害要因が数多くあるということであり、ヒヤリハット等の情報をできるだけ把握し、迅速、的確にその対応策を講ずることが必要であるということです。

日頃から、会社全体で、ヒヤリハットを共有することが、重大事故を防ぐことにつながります!

一人の労働者として、労働災害が起こさない為にも、日頃の対策を今一度考え・見直してみてはいかがでしょうか?



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